人の世の移り変わりを誰がとどめられようか

今日こそ!西荻!と思って、西荻に行って来た。ヒトミさんと短い時間だけど美味しいランチを食べた。あれ?あそこ、私が西荻で居候してたときタイ料理屋だった気がするんだけど(笑)西荻ってそういうところで、本当に移り変わりが激しいです。
ヒトミさんは明日島根に帰ってしまうけど、私は、ヒトミさんが島根にいるときから知ってて、(お互いでお互いのページのストーカーをしてた。私はちなみに普通にHPを持ってた。)こっちに出てくるときに一緒にガスコンロ買いに行ったり、常務の家のいらなくなった洗濯機を運び込んだりとか、思い出すとキリがないくらいなんだけど、なんか、そういうのは家においてきて、西荻で純粋に美味しいランチを楽しんだ。
普通に会話して、普通に西友通ったりしたけど、もうこれが頻繁に出来なくなると思ったら、駅で突然悲しくなった。
ヒトミさんが西荻に引っ越して来たとき、少しだけ私の西荻居候時代が被ってて夜中一緒にチャリで吉祥寺から帰ったりもしたし、なんかホントいろいろあったなぁって一瞬の間に家に置いて来たはずのいろんな感情がブワっと出て来て、ヒトミさんと握手してるときに声が震えた。もう、そのまま電車に乗れる気がしなかったので、いつもの本屋に逃げ込んだ。
だけどダメだった。
ヒトミさんがいなかったら、私は20代に海外逃亡してなかっただろうし、いろんなことも出来てなかった。この場にも、こうやって日記も書いてなかったと思う。
だけど、別にヒトミさんとは別れじゃない。
日本にいれば、いつでも会える。「じゃあ今日の夜!」とかそういうのは無理だけど、一週間後とかそういうのは大丈夫なんじゃないかって思ったらなんか悲しいのも少し癒えた。
私は4年後、アメリカにいれたら良いなぁ…と思います(笑)
大丈夫だって思ってたけど、意外と打撃が強かったようだ。スライダー投げ込まれた感じ。
私は東京で生まれて、育って、親も二人とも東京の人だから私には「帰る」とか「出てくる」ってイメージが沸かなくて、逆に「うらやましい」というイメージしかなくて、でも、やっぱりこういう場に会うと、不思議な感情に陥る。
今すぐ号泣したい気分を抑えて、いつも行ってる、本屋で昔のオリーブ見て、なんだか笑えて来て、電車に乗って嵐のstillを聞いた。

君は君 夢 でっかく描いて
僕はここから成功を願ってる
「待ってるだけじゃ明日はないから
動いた ここじゃ始まらないから」

先の見えない暗い道路も
それが例え迂回路でも
いまは少し二人とも
つらい表情 しまっておこう

これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり
ただ 僕はなおあなたに逢いたい
まだ
いつか笑ってまた再会 そう絶対

そう。笑って8月30日にこの歌を歌ってる人たちと笑って再会するんだ。