出入国編

私はこの旅行、一番最初からやらなくちゃ行けなくて、まずパスポートを取りに行くところから始めました。
以前、一念発起してい「北京の紫禁城に行こう!」と思って、市役所に行ったら「本籍が品川だから品川まで行ってください。」と言われ、そこで「めんどくさい…。」となってしまって、結局1年放置。んで、今回ヒトミさんに背中押されて、旅行が決まってすぐの月曜日、品川区役所へ。おもしろいおじさんに出会い、あっさりと戸籍取れた。そのあと、必要書類を書いて、都庁の旅券課で申請。前の人たちが写真で跳ねられてたけど、私はOK。あっさりと申請して、次の週の火曜日に取りに行ったら、免許よりも悲惨な顔で、「コレで10年やって行かないといけないのか…。」と思ったら悲しくなった。
前に買っておいたキャスのパスポートケースに入れて、大事に保存。
旅行当日、絶対忘れないようにかばんの内側のポケットに入れて成田へ。
今まで、飛行機には年3、4回乗っていたんだけど、全部ANAで、インターネットでチェックインして、カードで通ってたので、なんか窓口に見せるのが不思議だった。
ちなみに搭乗券はうちのプリンターで出力したものです(笑)こんなもんで良いのか?と思ったけど、大丈夫だった。
それで、ドキドキの手荷物検査です。私は過去、何度もならしたことがあります。(最初のときはウォークマン持ってた。あとは理由がわからなくて、靴とか脱いだんだけど鳴るので、変な機械で体中調べられたけど大丈夫だった。)今回は大丈夫でした。
そのあと、出国カウンター。これが私にとっての初めての日本からの出国。特に問題なく初めてパスポートに「出国」のスタンプが押されましたと。
飛んで7時間後(実は8時間は経ってた。飛行機にトラブルがあって、一回戻ったのだ。)シンガポール着。
イミグレでみんな2枚、紙を持っていて、それ、健康上の自己申告みたいな紙だったんだけど、一旦並んだは良いけれど、それを私たちは飛行機に乗るときにスルーしてたので(笑)カウンターで書きました。ちなみにチャンギ空港はめちゃくちゃきれい。
私は違う列に並んでたら、一つカウンターが空いて「おいでおいで」されたので、そっちに行ったらおばさんに「Kaori?」って聞かれて思いっきり「はい。」と日本語で(笑)そしたら「Candy?」ってキャンディーのたくさん入ってる箱を指差されたのでいただきました。ちゃんと「Thank you」って言った。それが私の初めての海外での英語。
問題なくイミグレも通れたので、無事、20代最後の夢。日本脱出を果たせた瞬間でした。