池田亮司 +/-[the infinite between 0 and 1]とMOT常設展

別宅から徒歩圏内にある美術館。MOTこと東京現代美術館に久々に行ってきました。去年のジブリ以来。
本当はおばあちゃんちに行くつもりだったのだけど、電話かけたらおばあちゃんが「今日お習字だった！」と言うので、「行くなら今日しか…」と思いつき、行って来た。ちなみに私は池田亮司の音楽は最高に苦手なジャンルです。ノイズ系っていうの？

トウキョウ・ディズニー・エイジ?Dー100 cafe Album

アーティスト: オムニバス,THE FAMILY SONG RECORDINGS,DOOPEES YANN TOMITA PRESENTS,SUGIURUMN,藤原マンナ,YUKIHIRO FUKUTOMI,TICO(LITTLE TEMPO),こだま和文,RYOJI IKEDA,SDR(SCHA DARA PARR),PAL@POP
出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・レコード
発売日: 2001/10/17
メディア: CD
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このCD聞いて「ひでぇ…」と思ったのと、タワーで間違って試聴して以来苦手です。お昼にTKOせんせいが持ってる池田亮司のCDを聞かせてもらったんだけど、やっぱノイズが苦手で、でも、こんだけでかい会場貸し切ってわりと長くやるんだからどんなもんか見てみたくて行ってみた。

非常におもしろい展示でした。ただ、客層も面白かったけど、音楽とデジタルなアートの融合ですね。しかも、そのデジタルなアート、数字しかなくて、「なんじゃこれ。」と思うようなのだった。
一音、一音に画像をはめていって、全部違う映像が壁に映し出されて、みんな地べたに座ってみてたり、かと思ったらパラボラアンテナみたいなスピーカー？を5台並べて音楽出して反響させてノイズを出してみたり…。
私、そういう展示会に行くのは初めてだったし、しかも、すごい高音のノイズが左耳でしか聞こえなくて、左耳を閉じるとそのノイズが私の場合は消えたんだけど、それをTKOせんせいに伝えたら「え？そんなことないよ？」と言うので、私の間違いなのかな…。私、モスキート音みたいなノイズにすごい敏感でみんなが聞こえないような耳障りな機械の擦れた音とが聞こえたりするので、私の聞き間違いかもしれないけど、でも、あの装置は面白かった。
すべてが新鮮で斬新だったけれど、おもしろいか？って聞かれたらほんっとうに千差万別で好き嫌いがはっきりするなぁ…と思いました。
私は…微妙かなぁ…。元々池田亮司の音楽が苦手って言うのもあるんだけど、それでも、私は「うわーすげーな…」って思った展示もあったので、ホント人それぞれだと思います。

次はMOTの常設展示。
ヤノベケンジのジャイアントトラやん目当てだったのだけど、目の前で見るとものすっごいでっかい！！多分WBSかなにかの特集でこれを見て「見てみたいなぁ…」と思ってたのだけど、すごい大きいし、光ってた。でかいんだけどかわいい。みたいな。
ヤノベケンジはいろんなことを考えるなぁ…。
アトムスーツ着たトラやんもいました。
http://www.yanobe.com/
常設展見るのは初めてだったんだけど、最高におもしろかった。
本当に「現代美術」だけを扱ってるんだな。と思ったし、やっぱり雑誌やウェブで見るよりも、油絵や立体のものは実物を見ないとその良さがわからない。
今日、初めてわかったのは奈良美智ってすげーんだなぁ…と思った。キャンバスにアクリル絵の具で描いた奈良さんの絵は私の背くらいの大きさのキャンバスで、それをまざまざと見せつけられて「やっぱり違う…」と思った。なめてた。
あと、デジタルの作品もやっぱり多くて、フラッシュだけで作られて、テレビ三台に別々のものが映し出されていた作品や蛍光灯でアートを作ってしまうものや、鹿の剥製にガラス玉をくっつけてピクセルの鹿というものを映し出してたり…とにかく面白かった。あ。高木正勝の作品も展示してありました。同い年なんだよね…。
あー。なんかいろいろなめてたなぁ…やっぱり美術館はこないとわからない。ということで、ぐるっとパスを買うことを決意した日でした。
あと、何が良いって、徒歩圏内にあるっていうのもそうだけど、無料で美術図書館が使えること！！私、多分朝からいれると思う。美術の本は高いので、なかなか買うまでに時間がかかるんだけど、ここなら自転車でも来れるし、良いなぁ…と思いました。
前はパークタワーのOZONEの図書館を利用してたので。
それとナディッフが入っててすごい懐かしかった。良く表参道のナディッフには行ってた。ナディッフはいつまでたっても黄色でした。そこで売ってたおもしろいTシャツにすごい目を奪われたけど、私のサイズが無くてホントよかった…。
美術は徹底して美術！ってことで、トイレも美術でした。